多項目同時PCR検査機器(BioFire SpotFire Rパネル)導入のお知らせ
この度、11月より新しい検査機器「BioFire SpotFire Rパネル」を導入します。
この機器は、新型コロナウイルスやインフルエンザウイルスなどの感染症の検査で採取する鼻咽頭拭い液の検体を、たった1回採取するだけで、PCR法により8種類のウイルスと4種類の細菌、合計12項目の感染を一度に検出できる画期的なシステムです。
【検査で検出できる主な病原体】
- ウイルス(8種類): SARS-CoV-2(新型コロナウイルス)、インフルエンザウイルス、(季節性)コロナウイルス、パラインフルエンザウイルス、ヒトメタニューモウイルス、アデノウイルス、RS ウイルス、ヒトライノウイルス/エンテロウイルス
- 細菌(4種類): マイコプラズマ・ニューモニエ、クラミジア・ニューモニエ、百日咳菌、パラ百日咳菌
測定時間は約15分間と非常に迅速です。
これまでは、原因を特定するために何度も鼻や喉から検体を採取する必要があり、患者様にはつらい思いをさせてしまうこともありました。しかし、この機器の導入により、1回の採取でこれだけの項目を検査できるようになり、身体的な負担が大きく軽減されます。






